第6話
戦士道1
このヴァナディールには、実に様々な職業がある。
戦士、モンク、白魔導師、黒魔導師などの基本職業の他にナイトや暗黒騎士などといった上級職もあるという。また、それぞれに違った役割があり、純粋な物理アタッカー、パーティへのダメージをいっきに引き受ける盾役、魔法攻撃によるダメージディーラーなど様々だ。
私は、エルヴァーンである。本来エルヴァーンは剣で戦う事を得意としており、歴史上でも数々の剣豪を生み出している種族だ。
自分でも剣を使用して戦う事を得意としており、自然と前衛系の職業へと目がいく。
現在、前衛系で募集しているのはこの3つだ。
戦士・・・様々な武器を使いこなし、敵へダメージを与えるアタッカー。
また、時にはPTを守る盾役もこなす。
どんな役になるかは、あなたの腕しだいだ!
今PTは、あなたを必要としている!
モンク・・信じるものは、己の拳だ!
襲いかかるモンスターを、なぎ倒せ!
モンクになって、己の肉体の限界を越えてみないか?
シーフ・・パーティに襲いかかる様々なモンスターに、トリッキーな動きで
敵を惑わせろ!パーティにシーフがいると、つらい戦いもなんの
その!いつもあなたの背後には、シーフがいる!
う~ん。。
私は、しばらく募集のポスターをながめながら、ひとつの職業を選んだ。
「戦士」だ。
武器を使いこなす物理アタッカーという職業に、自分が向いていると思ったからだ。
私は戦士のポスターを手に取ると、係の人に戦士になることをつげた。
私は、最強の物理アタッカーを夢みながら戦士の道を進む事にした。
しかし、、それは生半可な道ではなかったのだ!
戦士道2へつづく
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